左目黄斑前膜のため、硝子体手術+白内障の日帰り手術を行った。
黄斑前膜とは加齢により硝子体が縮小する際にうまく網膜からはがれず、薄い膜ができて稀に網膜を引っ張ってしまう症状。そうなると、物が歪んで見えたり、物の大きさが変わって見えたりする。
自分は、ネットで評判の高級眼鏡を作ったところうまく見えず、右、左と交互に見ると、左目の見え方がおかしいため眼科で検査をして発覚した。
黄斑前膜により網膜にしわができるため視野が歪むが、黄斑前膜を除去しても完全には元に戻らない。眼科医の説明だと、くしゃくしゃになった紙を平らにしてもまっ平にはならないのと同じとこと。
時間が経てば、ゆがみはさらに悪化してしまうため手術が必要だが、硝子体手術をすると白内障がほぼ確実に悪化するため、ある程度の年齢になっている場合は、白内障手術を同時にするのがセオリーとのことで、両方やることにした。
地元の眼科医から硝子体手術をできる眼科を紹介してもらい、手術することにした。
◇手術一カ月前
手術前検査で、目の状態やレンズの選定をする。
短焦点レンズ:近方、遠方の一点のみ焦点が合うが健康保険で治療可能。
多焦点レンズ(選定療養):遠方から50cmまで焦点があるが健康保険+片眼30万。
自由診療:健康保険が全くきかないが、海外の未承認レンズが使える。
自分の場合は、黄斑前膜と言う網膜に障害があるため、屈折型の多焦点レンズが使えず、選定療法の焦点深度拡張型の多焦点レンズ(puresee)を選んだ。
◇手術3日前から
朝、昼、晩、寝る前の4回、抗菌薬の点眼を開始。
最近では医療機器や手術技術の進歩により手術自体は安全になっているが、本来無菌状態の眼内に手術後に細菌が入って炎症を起こすと重大な疾患が発生するため、手術前後の点眼や、手術後の保護メガネ、一定期間の入浴禁止などをする必要がある。
◇手術当日スケジュール
13:00 病院到着
最終検査+問診+瞳孔拡張目薬点眼
14:16 目薬麻酔点眼開始
14:22 消毒開始
14:30 手術開始
15:00 手術終了
最初に白内障手術を行って眼内レンズを挿入し、その後黄斑前膜を取るための硝子体手術をする。
手術全体の様子は不明だが、最初の白内障手術では高周波の音が聞こえてきたので、そこで水晶体を超音波で破壊していたのだろう。その後、七色の色彩が入り乱れ非常に綺麗だった。
黄斑前膜除去のための硝子体手術では、最初に硝子体を分解して吸い出す過程で、眼内のゴミがどんどん吸い出されて綺麗になっていく様子が見えた。
そして目の中をメスらしき棒状の物体が動く様子も見えた。
その後、真っ暗になり手術終了。この時に眼帯を付けられたのだと思う。
手術中はところどころ痛みがあったが、耐えられないような痛みではなく、歯科治療よりはずっと楽。
手術は無事成功とのことだが、眼帯が付けられているため、自分自身ではどうなっているのかわからない。
手術後は、当初はタクシーを呼んで帰るつもりだったが、普通に歩けるため電車に乗って帰宅した。手術中の状況によっては眼内にガスを入れる可能性もあるとのことだったが、今回はその必要が無く、ありがたいことに手術後も仰向けで寝ている必要がない。
入浴禁止でなるべく安静にしているようにとのこと。翌日の検査で眼帯が外れる。